TO-SO-SAN
2009年 01月 08日
「屠蘇散」「お屠蘇」です♪
オリエンタルな素敵なラッピングでいただいたのが貴船神社のもので、もう一つは今お世話になっている漢方屋さんのもの。
どちらも美味しかった(笑)
そういえば、お正月にお屠蘇を飲んだ記憶がないんだけど...って普通にお酒で乾杯してた我が家。
漢方屋さんのものに説明が書いてありますが、
「中国三国時代に華陀という名医が十数種類の薬草を調合して酒に浸して飲んだのが始まりといわれます...」
邪気を払って、魂を蘇らせる事から「屠蘇」と言うそう。
年の初めに飲んで、年中の災いを避け福寿を招くお酒。
一晩お酒に浸して、元旦に雑煮を祝う前に年長者から長寿を祝って飲むのだそう〜。
実はうっかり、実家に持っていくのを忘れて、帰ってきてから飲みました(^^;
二種類のブレンドが違ってましたが、どちらも漢方というか和名で書かれていて、6、7種類ブレンドされていて桂皮、丁字、大茴香、陳皮、山椒etc...
漢方ですが、アロマで使われるハーブと同じものも多く、ご存知の通り、
桂皮→シナモン、丁字→クローブ、大茴香→八角→スターアニスになります。
どれも、かなりの殺菌効果や体を温めて毒素を出してくれる作用、気持ちを鎮める作用。そして浄化や厄よけって意味では西洋と同じ使われ方がされています。
西洋でも、古くは”ハンガリアンウォーター”などがあるようにお酒にハーブを浸して薬効成分たっぷりの治療として飲んだりする点も同じでおもしろい♪
最近は、インフルエンザの治療薬「タミフル」の原料に大茴香(八角、スターアニス)が使われていると漢方の方に聞きました。
風邪気味にお屠蘇が効きそう〜〜〜
一晩だけ浸すのがなんだかもったいないかんじ(笑)
by nao-bon51 | 2009-01-08 17:46 | 顔色いろいろ